キットのラインアップ

標的型攻撃メール対応訓練実施キットは
企業単位の年間ライセンス制。

訓練実施対象範囲に応じたライセンスを
ご用意しています。

キットの構成について

これまでのキットでは、自社内製で標的型メール訓練を実施するためのツールとドキュメントをご提供して参りましたが、訓練メール送信用のSMTPサーバや開封者情報収集用のWebサーバについて、自社で用意することが難しいというお客様や、訓練メールの送信日時を指定したいというお客様のご要望にお応えし、2020年7月より「訓練メール送信サービス」並びに「URL転送サービス」を、キットの機能として提供を開始しました。この2つのサービスが新たに加わったことにより、キットの構成につきましては、以下の通りとなります。

1.訓練メールを送信するためのツール
2.訓練メールに添付する模擬マルウェアファイルを作成するためのツール
3.訓練メールに騙されてしまった方(開封者)を集計するためのツール
4.開封者情報を収集するためのWebサーバ用プログラム
5.フィッシング詐欺対応訓練を実施するためのツール
6.従業員教育用のコンテンツ
7.訓練メール本文の文例集
8.訓練実施計画書のひな型
9.訓練メール送信サービス(SMTPサーバ機能)※新機能
10.URL転送サービス(Webサーバ機能)※新機能
11.その他関連ツール及びドキュメント

キットで提供している機能の詳細については「ライセンスごとの違い」のページもご参照ください。

標的型攻撃メール対応訓練実施キットのラインアップ

キットのライセンス体系は、1ユーザー毎のライセンスではなく、1社毎の年間ライセンス制となり、1社単独での訓練実施を対象とした「単一企業用ライセンス」、グループ会社も交えた訓練実施を可能とする「グループ企業用ライセンス」、キットを活用し、事業として訓練実施代行サービスを実施することができる「商用事業者用ライセンス」の3つのライセンスタイプをご用意しています。

訓練メール送信サービスについて

キットでは、キットに付属している「訓練メール一括作成・送信ツール」により、お客様側でお使い頂いているSMTPサーバと組み合わせて訓練メールを送信することができるようになっておりますが、自社では訓練メール送信用に使えるSMTPサーバが無いといったお客様のために、弊社側で用意したSMTPサーバを利用し、指定した日時に訓練メールを送信することができる「訓練メール送信サービス」の機能を提供しています。

但し、「訓練メール送信サービス」につきましては、送信メール通数に応じた「チケット制」の料金体系となりますため、送信したい訓練メールの通数によっては、キットのライセンス費用とは別に、訓練メール送信用に、別途、送信チケットを購入頂く必要があります。

例えば、ベーシック版のライセンスをお持ちのお客様が、1,000名の従業員を対象に、訓練メール送信サービスを利用して2回、訓練メールを送信したいという場合は、ベーシック版では1,000通分までの無料チケットが付属していますので、1,000通×2回-1,000通=1,000通分の追加送信チケットが必要となります。

ちなみに、1,000通分の追加送信チケットを購入される場合は33,000円(税込)となりますので、キット(ベーシック版)のライセンス費用と合わせた場合の合計は132,000円(税込)となります。キット(スタンダード版)を選択された場合は、送信チケットが標準で3,000通分付属となりますので、ライセンス費用の198,000円(税込)が必要な金額となります。

キットをご利用頂くためのパソコンのスペックについて

基本的には、Windows10のパソコンをお持ちであればOKです。

【訓練実施担当者側】
・Microsoft Office2010以上が動作し、且つ、Ver4.6以上の.Net FrameworkがインストールされているWindowsパソコン
・Adobe Acrobat DC(PDF形式の添付ファイルを作成する場合)
・Ver.6以上のIISが動作するWindowsマシン(もしくはWindows Server)、または、PHPが使えるWebサーバーが動作するLinuxマシン(自社でWebサーバを用意して訓練を実施される場合)

【訓練対象者側】
・Microsoft Office2010以上が動作するWindowsパソコン(Office文書ファイル添付型の訓練を実施される場合)
・メール受信ソフト(Webメールも可)

※上記が動作する環境であれば、ハードウェアのスペックは特に問いません。

※iOS及びAndoroid等、Windows以外のOSを使用している端末では、添付ファイルを利用した訓練は実施できません。URLリンククリック型の訓練及び、フィッシング詐欺対応訓練であれば実施可能です。

キットのライセンスの考え方については以下の図の通りとなり、B社を中心として考えた場合、必要となるライセンスは以下の通りとなります。キットではライセンスで許諾された範囲内であれば、自由に訓練メールを配信頂けます。(但し、キット自体の貸与・譲渡・ツールのコピーの配布はできません)

※1:グループ企業用Sのプランについては、連結従業員数が2,000名までの企業様が、グループ企業を対象に、実施回数の制限なしに訓練を実施することができるプランとなります。連結従業員数が2,000名を超える。グループ企業様の場合は、グループ企業用A又はBのライセンスをご検討ください。

※2:グループ企業用Aのプランについては、自社と親会社及び、自社の関連企業としてホームページに記載されている企業様を対象に、制限なしに訓練を実施することができるプランとなります。家系図に例えて言えば、1親等にあたる会社までが、訓練実施可能な範囲となります。子会社の関連企業(いわゆる孫会社)もしくは、親会社の関連企業まで含めて訓練を実施される場合は、グループ企業用Bのライセンスをご利用ください。

※3:グループ企業用Bのプランについては、自社及び、親会社(又は子会社)の関連企業としてホームページに記載されている企業様を対象に、制限なしに訓練を実施することができるプランとなります。家系図に例えて言えば、2親等にあたる会社までが、訓練実施可能な範囲となります。

自社及び親会社(又は子会社)の関連企業としてホームページに記載されていない企業を対象に訓練を実施される場合は、訓練サービス事業用のライセンスをご利用ください。</p?

なお、関連会社ではないが、実質的に関連会社とほぼ同等の関係性にあるといった会社をお持ちの場合など、どのライセンスが該当するのか判断に迷われる場合は、ask@kunrenkit.jp宛までお問い合わせください。

※4:キットを活用して顧客に訓練実施代行サービスを提供される場合は、事業用プランのご利用をご検討頂くか、対象顧客毎に、単一企業用プランもしくはグループ企業用プランのご購入をご検討ください。

※5:キットを他社に貸与・譲渡することは禁止とさせて頂いております。グループ企業用S・A・Bのライセンスや商用事業用のライセンスは、ライセンスを保有している企業様が、ライセンスを持たない他社にキット一式を貸与、また、譲渡して、自由にキットを使ってもらえるようにすることを可能にするライセンスではございませんのでご注意ください。

※6:キットにはマンガ版の従業員教育用資料が付属していますが、著作権フリーではありませんので、弊社の許諾なく公開・貸与・譲渡、また、二次創作等に利用することは禁止とさせて頂いております。

ベーシック版とスタンダード版の違いについて

キットでは10種類(Excel、Word、PowerPoint、PDF、CSV、iqy、wiz、bat、JScript、VBScript)の添付ファイルが作成できますが、「キット・ベーシック版」のライセンスでは、添付ファイル作成ツールで作成できるファイルの内容については固定となり、お客様側でご用意頂いたファイルを元に、添付ファイルを作成することはできません。

また、キットに付属の「添付ファイル生成ツール」で生成できるファイル数は、ベーシック版のライセンスでは、上限1,000ファイルまでとなっているため、訓練実施対象者数が1,000を超えるような場合も、ベーシック版のライセンスでは対応ができません。

しかしながら、お客様によっては訓練実施対象者が1,000名を超えたり、自社で使用している業務文書ファイルを、模擬のマルウェアファイルとして訓練メールに添付したいというケースもあるかと思います。このような場合はスタンダード版もしくは、グループ企業用のライセンスをご選択いただくことになります。

キットを用いて、他社を対象に標的型メール訓練を実施するには?

キットに付属のツールやドキュメントなどについて、ライセンスをご契約頂いた会社様以外の会社に貸与・譲渡することはライセンス違反となります。

キットをご購入頂いた会社様が他社を対象に訓練を実施される場合は、訓練実施対象となる会社様の社数分のライセンスをご購入頂くか、「グループ企業用」もしくは、「商用利用」のライセンスのご利用をご検討ください。

なお、キットのライセンスを保有する会社が、自社の訓練実施作業を他社に依頼されるような形であれば、作業を依頼された他社は、依頼主が保有するキットのライセンスを用いて、依頼主に対して訓練を実施することは可能です。

但し、自社がライセンスを保有するキットをコピーして他社に貸与することは禁止とさせて頂いておりますので、訓練実施作業を委託された他社が、試験用途等のためにキットを会社に持ち帰って作業をされるような場合は、その会社様用のライセンスをご購入下さい。

キットのサポートについて

キットのサポートにつきましては以下の通りとなります。

サポート対応
サポート対応につきましてはメールによるサポートとなります。
ライセンスが有効である限り左記のサービスをご提供します。
不具合時の対応
キットに付属のツールなどに不具合が見つかった場合、修正版を無償でご提供します。
キットアップデート版のご提供

キットの導入支援プランについて

標的型攻撃メール対応訓練実施キットについては、「導入&運用支援サービス」として、あなたの会社の社員がキットを活用して標的型メール訓練を自社内製で実施できるよう、訓練実施に必要な環境の導入をお手伝いし、実際に訓練を実施するまでの運用を支援するサービスをご提供しております。

キットを活用したいのはやまやまだけれど、キットの導入に取り組む時間が無かったり、技術的に難しいんじゃないかと感じている企業様のために、キットに精通した技術者が御社にお伺いし、すぐにでもキットが使えるよう、導入と使い方の支援をさせて頂きますので、今すぐにでもキットを導入して標的型メール訓練を実施したいとお考えの企業様は是非ご検討ください。

「標的型攻撃メール対応訓練実施キット」導入&運用支援サービス のページ

キットは会社単位のライセンス制です。他社への譲渡・貸与・転売はできません。

標的型攻撃メール対応訓練実施キットは、ライセンスをご購入頂いた会社様の従業員様がお使い頂く分には、訓練実施対象者が誰であるかに関係なく、自由に訓練を実施頂くことが可能ですが、キットを他社に貸与・譲渡・転売することはライセンス違反となります。

但し、自社のお客様用にキットを代理で購入頂くことは可能です。このような形態でのご購入をご希望の業者様には「代理店様価格」をご用意しておりますので、お問い合わせ下さい。

キットを販売頂けるパートナー様を募集しております。

標的型攻撃メール対応訓練実施キットにつきましては、各地に根差してキットを販売頂けるパートナー企業様を募集しておりますので、キットの販売にご興味をお持ちの業者様はお問い合わせ下さい。

また、訓練サービス事業用基本キットをご契約頂いたお客様につきましては、ご希望があれば、弊社パートナー企業様として、弊社Webサイト上でご紹介をさせて頂くことも可能です。

正規パートナー様としてご契約頂いた会社様は、弊社サイト上でご紹介すると共に、お近くのお客様からキットの引き合いがございました際は、優先的にご紹介をさせて頂きます。

<2022年1月現在の正規パートナー企業様>
株式会社Knomak様

 

お気軽にお問い合わせ下さい。


0120-351-271

フリーダイヤル受付時間
平日9:00~18:00

ask@kunrenkit.jp

無償トライアルユーザー募集中


キットを使って自社内製での標的型メール訓練が実施できるかどうかをご検証いただくため、キットのお試し版を無償でご提供するプログラムです。キットの有用性や動作の確認、訓練実施の検討にお役立てください。