従業員を「組織を守る最強のセンサー」に変える、
訓練評価指標(KPI)の設定ガイド
訓練の難易度を上げるとクリック率が悪化して「教育効果なし」と怒られる。逆に簡単にすると誰もリンクをクリックせず、訓練にならないジレンマ。今後の訓練はどうするべきなのか?最適解が見えない。
クリック率0%の部署でも、実は「メールを無視している」だけかも?見抜いた上でクリックしていないのか、それともたまたまくりっくしていなかっただけなのか、本当のリスクが今ひとつ見えてこない。
報告を推奨したいが、誤検知(スパム報告)が増えすぎてSOCチームがパンクしてしまうかも・・・という恐怖。単なるスパムメールのために確認の時間を取られてしまうのはコスト増にも繋がり、経営層からの納得も得られない。
「訓練をして結局いくらの損害を防げたのか?」経営層の問いに、訓練への投資効果を数字で答えられない。投資効果を明確に説明できないので、訓練実施に予算を割いてもらえない。
標的型攻撃メール訓練を実施する企業が増える一方で、「どの数値をもって成果とすべきか分からない」「クリック率だけで評価してよいのか悩んでいる」といった担当者の声は後を絶ちません。
標的型攻撃メール訓練を実施している多くの企業では、
・URLリンクのクリック率
・不審メールの報告率
といった数値が成果指標として用いられています。しかし実際の現場では、
・「クリック率が下がった=安全になった、と言い切れるのか?」
・「報告率は何%あれば“十分”なのか?」
・「上司から“で、効果は?”と聞かれて説明に詰まる」
といった評価軸への迷いを抱えながら訓練を続けている担当者も少なくありません。
このような背景から、今回公開した「標的型攻撃メール訓練KPI設定ガイド」では、
・なぜクリック率、報告率だけでは不十分なのか?
・訓練の成熟度に応じたKPIの考え方
・SOC、インシデント対応を意識した評価視点
・上司・経営層に説明しやすい指標整理のヒント
などを、訓練担当者目線で分かりやすく整理したものとなり、訓練を実施する企業にとって「KPIはその数字でいいのか?」と立ち止まり、次の一手を考えるきっかけとなればという想いから、無料で公開するものとなります。
標的型攻撃メール訓練KPI設定ガイド目次
(PDF資料、全32ページ)
✅はじめに
✅クリック率の罠:難易度との相関
✅よくある失敗:単純比較の罠①
✅よくある失敗:単純比較の罠②
✅解決策:ベンチマーク(定点観測ポイント)の設置
✅訓練メール「難易度」の客観的定義(評価基準の策定)
✅SOCが守り切れるクリック率とは?
✅SOCが追いつかなくなる“現場のリアル”
✅なぜ、“3%”という数値をKPIに設定するのか?
✅極論を言えば、クリック率は0%が理想。でも…
✅クリックを取り巻く4つのリスク
✅クリックを取り巻くリスク① 知識・経験が乏しい
✅クリックを取り巻くリスク② うっかりミスや思い込み
✅クリックを取り巻くリスク③ 再犯者
✅クリックを取り巻くリスク④ 見逃し
✅クリックの分析:ハイリスクの可視化と「集中ケア」
✅教育効果の可視化:学習到達度・理解度の測定と追跡
✅生存率ファネル(Survival Funnel)による防御の可視化
✅数字の裏にある「何故?」を解明する:定性的評価と組織文化
✅人的リスクスコア活用における課題:心理的安全性の確保
✅「プラスの行動」に対する表彰制度のKPI化:セキュリティ文化の変革
✅防御の「速度」を可視化する:時間軸の指標(Velocity)
✅報告の「質」を測る:SOCの疲弊を防ぐ重要指標「報告精度(RAR)」
✅報告対応の「自動化」がカギ!SOCの限界を突破し、訓練を加速させる
✅セキュリティ教育のROI:ROSI による財務的価値の可視化
✅ROSI(セキュリティ投資対効果)算出における課題と解決策
✅まとめ:組織を守る最強のセンサー確立へ:KPIダッシュボード構成例
✅最後に:理想のKPIダッシュボード構築に向けた導入ロードマップ例
「去年の結果」と「今年の結果」もしくは、「他社の結果」と「自社の結果」をそのまま比べていませんか?
業界平均と比べて自社の結果はどうなのか?といった質問をよく耳にしますが、比較しようとしている業界平均は何の平均なのか?
比べようとしている数値は一体、何を表す数値なのか?を考えずに単純に比較をしてしまうことは、誤った判断を導きかねません。
訓練実施結果を客観的に正しく比較するには、比較のための評価ポイントを設けることが必要です。
訓練メールの作成にあたり、評価基準を設けることは、訓練メールの難易度をコントロールするのにも必要不可欠です。
不審なURLをクリックしたか?しなかったか?を見るだけでは、クリックさせないための教育に偏ってしまいます。
クリック率をゼロにすることができない以上、「クリックしてしまった後」の行動にも着目することが必要です。
生存率ファネルを可視化することは、クリックしてしまったとしても、その後のアクションが適切にできているかどうかまで踏み込んで分析することを可能にします。
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